(NPOのMLに書いた内容)
いまだに余震が続く、岩手・宮城内陸地震ですが、土砂くずれや土石流などで被害にあった山間地の集落の歴史を記録していこうというプロジェクトが始まったようです。
岩手・宮城内陸地震:古文書や骨董品、捨てないで 被災地の歴史資料保存へ /宮城 (毎日jp)
災害発生時に、生命と財産が失われるだけでなく、そこにあった[記憶]すらも奪われてしまいます。
常日頃からアーカイブ活動に取り組むことが一番ではありますが、突然の災害などで「今、失われてしまう危機に瀕している地域資料」に対して、NPOのスタッフが現地に派遣され、それらの資料をデジタル化によって保全し、せめて《記憶だけでも残し伝える》ことは、私たちの大きな使命ではないか。と思っています。
災害時に、瓦礫に埋もれ、土砂に汚された記録(それは文化財だろうと、個人のアルバムだろうと)を救出し、残し伝える…そんな活動が、私たちのNPOでも取り組めたらいいなぁ…と、考えていたりします。
すくなくとも、この新聞記事にある平川教授は、そのことに気づかれた方であり、その活動のためにNPOを立ち上げたのだと思います。
【参照】
宮城歴史資料保全ネットワーク
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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