ことの始まりは、スタッフとの会話。
情報創造館を地域の情報拠点にするために、どんな仕掛けを作ったらいいのかなぁ…という話題で、「観光案内所が旅行者のための機能を持つように、地域の生活者のための情報案内の機能を持った施設」というイメージがでてきて、さらに、それってミュージアムのガイドや、ナショナル・パークのレンジャーさんによるガイドツアーとか、デパートのインフォメーションにいらっしゃる方とか、いろいろな場面における 『案内』 がある。もちろん、博物館学や自然公園などにおけるインタープリテーション等、いわゆる縦割り的な学問やトレーニングはあるのだが、もうちょっと広く学際的(?)に捕らえて、『案内って何?』という体系はできないものだろうか…なんていう話になりました。
そこで、『案内学 Guidelogy』なんてものがあったら、面白いんじゃないのぉ?
ということで、ウェブ社会は、言ったもん(書いたもん)勝ち!
案内学を提唱しちゃいます。中身はこれから…ですけど(^_^;
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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これまた興味深そうなテーマですね。さしずめ広義にはレファレンスということでしょうか?
↓私はこちらの図書館学については学んでないので、ご質問に関してはお答えできないんですよ。ごめんなさい。こちらではライブラリアンのライセンスは大学院レベルなので、取得者は日本ほど多くないと聞いています。ウチの図書館長もライセンスはないそうです。 Like
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読書案内、観光案内、自然案内、施設案内…様々シチュエーションの中で行なわれる「案内行為」そのものに着目した学問体系…なんていうと、おおげさですけど。
米国における博物館や自然公園におけるガイドツアーのノウハウの蓄積…って、すごいですよね。ひとつのエンターテイメントにまで昇華している。いわゆるエデュテイメントの体現者。
それに比べて、日本ではまだそこまでたどり着いていないように思います。テレビに登場する「さかな君」レベルの人たちが、あたりまえんい普通の動物園や水族館、博物館や自然公園にいますからね。
図書館における、エンターテナーの素養を持ったライブラリアンって…児童サービス分野でも稀ですし、スキルアップのためのトレーニングシステムがありません。 Like