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新しい時代の博物館制度の在り方について

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パブリックコメントを募集中です。

「新しい時代の博物館制度の在り方について」(中間報告)に関する意見募集の実施について
ぜひ、コメントを出してみてください。

図書館においても、『これからの図書館の在り方検討協力者会議』によって「これからの図書館像−地域を支える情報拠点をめざして−」が文部科学省から発表された。それに比べて、『これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議』では、博物館制度のあり方について検討されているということだ(すなわち「博物館法の改正も視野に入れている」)。このスタンスの違いは大きい。『これからの図書館〜会議』では、制度ではなく、望まれる取り組みと提示することで、あとはそれぞれの図書館が対応してくださいというスタンスであるのに対し、『これからの博物館〜会議』は、博物館制度そのものにメスをいれることで、直営や指定管理者、民間博物館も含めた制度改革を策定しようとしている。
この中には、現状の「学芸員」に対する「上級学芸員」の提言も含まれているが、図書館界での「上級司書」に関する議論は10年が経過しても未だに結論が提言されていない。

片方で、これからは縦割りによる「図書館」「博物館」等の捉え方ではなく、もっと柔軟な「知の拠点」のあり方を検討すべき、という意見も耳にする。
アナログ的考え方は分けることで効率の良かった時代であると言える。それに比べて、文字も音楽も映像もすべて一緒にできるデジタル的考え方が、これからの社会を変えていくかもしれない。
もうそろそろ、図書館・博物館の垣根を取り外して、生涯学習/体験学習の場としての“館”の姿を考えていかなければならない時代になってきたのだと、思っている。

コメント

  1. lanova より:

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    きっと基本は利用者にとって、どんな図書館が望ましいのかってことなんでしょうね。マジョリティ的な要求だけを満たせばいいのか、マイノリティな要求も掬い上げるのか… Like

  2. SECRET: 0
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    >lanova さん
    そうなんです。最終的にはすべて「利用者サービス」のためなんです。ただ、その利用者をどう考えるかが問題ですね。
     ・同時代における老若男女。
     ・マジョリティやマイノリティも。
    そして、
     ・50年後、100年後の利用者を視野にいれることも(そのための資料保存と考えたり…)。
    ※ところで、突然ですが Open Mic / Open Mic Nightってどんなイベントですか。マイノリティの要求…が出たついでに。 Like

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