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志という因子を継ぐ

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とある町のとある中学校です。

先月、こちらの図書館の学校司書で活躍されていた方が亡くなられたという報に接しました。
今年の1月に北米の図書館を視察に行かれ、帰国後READポスターを日本でも展開したいとの志を持っていらっしゃいました。この話は、たまたま当館に来館されたご主人様が、当館に掲示していたREADポスターを見て声を掛けていただいて始めて知りました。

一昨日、甲府の山梨学院大学を会場に開催された 関東地区学校図書館研究大会 の折、各県SLAと企業の展示ブースにて、報告書を見つけ買い求めもしました。同じ場所に日本でREADポスターを展開中の埼玉福祉会さんがいらっしゃっていたのも、とても深い縁を感じました。

アポ無しではさすがに失礼だと思い、今回はその場所の空気だけを感じてきました。

生物学的遺伝子をGENE(ジーン)とよび、文化的遺伝子をMEME(ミーム)と呼ぶならば、たぶん「志(こころざし)の遺伝子」もあるのではないか…そんな事を感じました。
そう、そしてその「志の遺伝子」を勝手に受け継ぎ、自分の手で実現するか、自分自身でも実現できなかった志をまた次の世代に受け継いでもらうか…そこにはまぎれもなく「志の遺伝子」が存在するのではないかと、強く感じました。

なんて名づけましょうかね。「志(こころざし)の遺伝子」「志ミーム」「志バトン」

シカゴ・ボストン・ニューヨークに見る
探究学習を支える学校図書館

全国学校図書館協議会北米学校図書館研究視察団・編
ISBN:ISBN978-4-7933-2241-9
発行年:2009年
ページ数:143p
判型:B5判
内容:
2部構成になっており、第1部に北米の学校図書館専門職員の資格や任務、情報活用能力の育成指導など具体的な職務内容が、第2部に学校図書館を中心とした18の視察先の訪問記が、それぞれまとめられている。

定価: 1,995円(本体価格:1,900円)

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