とある方の、とある蔵書を核として、「平和をつくる図書館」がプランニングできいないだろうかと、思案中です。
医学と戦争はよく比較されるようで、
健康:戦争が無く平和な状態
病気:戦争が起きていること
予防:戦争が起こらないようにする事
治療:戦争や紛争を解決する事
リハビリ:戦後処理、戦後復興
などなど、置き換えて考えることができるらしいので、その方のご職業であればご理解いただけるかもしれません(薬とか手術とか内視鏡とかを置き換えると何になるんだろう….)。
そうやってみると、日本における戦争と平和に対する活動は、病気に対して「病気反対!」って掛け声ばかりに聞こえる。過去の病気に対して、症状ばかりに注目し、病気の原因や病気のメカニズム、そして治療方法を見つけるといったことには、なかなかたどり着かなかったのではないだろうか。
「病気にならないためにどんな予防活動が必要なのか」「積極的な健康づくり/平和づくりって何をすればよいのか」等々、きちんと考えるには、まず『病気』のことを学ぶ必要があると思う。
医学においては、健康を科学すると同時に、病気も科学している。だから治療方法をつくることができるのだ。だとしたら、平和をつくる図書館には、平和と戦争を学ぶ資料を提供し、平和と戦争を学ぶ講座やイベントも必要かもしれない。
最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)
石原 莞爾 / / 中央公論新社
スコア選択: ★★★
これが文庫として出版されるとは、思いませんでした。
新・戦争論―積極的平和主義への提言 (新潮新書 229)
伊藤 憲一 / / 新潮社
スコア選択: ★★★
戦争学 (文春新書)
松村 劭 / / 文藝春秋
スコア選択: ★★★
新・戦争学 (文春新書)
松村 劭 / / 文藝春秋
スコア選択: ★★★
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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さしずめ…
薬:支援物資
手術:武力介入
内視鏡:査察
ってなとこでは。 Like