昨日、茗荷谷まで出かけて、図書館振興財団様による平成23年度助成事業の申請をしてきました。
今回は、NPO法人地域資料デジタル化研究会(小林是綱 理事長)が事業主体。
私たちのNPO法人は、設立以来地域の記録として古い写真のデジタル化とアーカイビングに取り組んできました。平成19年度には山中湖村教育委員会による「山中湖古写真所在目録」を作成する中で、
アルバムから直接デジタルカメラで撮影して、画像補正等によるアーカイブの作成
という手法を用いて、短時間で大量のデジタルアーカイブを構築する技術を開拓し、僕自身もまた父や母の葬儀の際に、自宅にあったアルバムからデジタルカメラで直接撮影する方法で、写真のデジタル化を行い、写真共有サイトで公開する…といった一連の手法を獲得してきました。
このノウハウを用いて、資料のデジタル化とそれを新しい図書館サービスに結びつける事業企画を立案しました。
デジ研がほぼ10年にわたって取り組んで来た活動、学術的なアーカイブ手法にとらわれず、さらに今まで図書館に来館したことの無い人たちにも来館する機会を提供できる新しい図書館サービス…このあたりをキーワードにしたつもりです。
結果がどうなるか楽しみではありますが、実際にこの作業を始めると…辛い場面にも立ち会わなければならないかもしれません。そんな《覚悟》を持った取り組みになりそうです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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