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公共図書館のインターネット利用方針(ただし米国)

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11年も前の記事だけど、これを受けて日本の公共図書館はどんな動きをしたのだろう。

 ・CA1195 – アメリカ公共図書館のインターネット利用方針 / 金井ゆき カレントアウェアネス 1998.06.20

この時点で、国立国会図書館は米国の公共図書館の取り組みを伝えているにも関わらず、2009年の現在においてもなお、日本の図書館団体は、インターネット利用に関するガイドラインすら提示していない(今、さがしてみたけどやっぱりありませんでした)…なんだか、とても…残念です。
※Dog Year的にいえば、77年の遅れをもってしてもまだ取り組もうとしないこの国の図書館の現状を…いったいどう捉えたらいいのだろう※

このテーマだけを取り上げてみても、日本の公共図書館は、地域の皆さんに対して、情報通信技術に関する社会教育を担うことを放棄しているんじゃないか…とすら感じてしまいます。情報リテラシー、メディアリテラシー、インターネットリテラシーは学校で教えるだけじゃなく(それすらも充分とは言えない…らしい)、社会教育としても必要であるということを、図書館の中の人たちは…感じていないのだろうか。

コメント

  1. ひなこ より:

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    一部の図書館では気づいて独自に取り組んでいると思いますが、ほとんどの図書館はあくまで「図書」=「本」の貸し借りが第一ですから・・・絶望的状況です。
    山中湖さんが頑張ってください。
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  2. SECRET: 0
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    応援ありがとうございます。
    インターネットもない、視聴覚資料も充分ではない、それでも景気が右肩あがりで年々税収が増えている時代であれば、「新刊本をじゃんじゃん買って、市民に貸し出していればいい」という考え方も成立し成功したのでしょうが、パソコンやケータイなどの情報通信機器、インターネット環境の整備、視聴覚資料やゲームなどのデジタルコンテンツの充実、さらに右肩下がりの景気と、年々減少する税収と自治体の負債による財政の危機的な状況…そのような中で公共図書館を持続的に経営するには、かつての成功体験は参考にすらならないどころか、むしろ弊害すら起こしているように思います。
    絶望的な状況というのは、外の人が見ているから。図書館の中の人は絶望的だとすら思っていない…ところが絶望的なのかもしれません。
    地球環境の危機感のたとえで言われることですが、お湯の入ったコップにカエルを入れると熱くてすぐに飛び出しますが、水の入ったコップにカエルを入れて、徐々に加熱していっても、カエルはさっきよりちょっと熱いかな〜が続く感じの中でいつのまにかゆであがってしまいます。
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