MITメディアラボの石井教授の番組を見て、かなり刺激された。
図書館においても、デジタルライブラリアンとしてデジタルライブラリーの構築を考えなければならないのだが、以前からデジタルライブラリーのあり方に大きな疑問を感じている。というのも、デジタル資料って、HDやCD-ROMに記録されているものや、インターネット上の向こう側にあるものなどがあるが、大原則としてパソコンを開かないことには、そんな資料があることすら気がつかない場合が多々ある。もちろん、パソコンを起動して、ネットに接続して、検索すれば世界規模の情報空間にアクセスできるわけなんだけど、図書館という物理的な空間の中で、そのデジタル情報に出会う機会は…かぎりなく少ない、いや、まずない。
尊敬する慶応義塾大学の糸賀先生は、「レファレンスを開架に!」と言っておられた。
同様に言うなら、「デジタル資料を開架に!」とでも言っていいと思う。
これこそ、デジタルを触れる「タンジブルなデジタルライブラリー」なのだ。
少し研究してみたい…なんて、本気で考えている。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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