公共図書館とは、そもそも誰のものなのか…を、考えることがある。
日本語では[図書館利用者]は、英語では[patron(パトロン)]と言うそうだ。
どうもこの国ではびこる、おまかせ民主主義やおねだり民主主義は、自治体の財政破綻への道を突き進んでしまったようである。
指定管理者制度によって、企業が公の施設の管理運営を担うこともあろうが、ここらで視点を変えてみてはどうだろうか。
行政におんぶにだっこ的におまかせする/依存する体質をカイゼンしながら、地域コミュニティが自ら指定管理者になるところから始めて、いずれは地域コミュニティが主役となる…いや、ならざるを得ない時代がくるように感じている。この制度はまさに、そんなことを気づかせてくれる制度なのだと、強く感じる。[図書館利用者]から[パトロン]へ。そこに気づいてもらえるキッカケづくりに、よい方法はないものだろうか。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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