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これはたぶん、かなりすごいことです

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毎度おなじみ、カレントアウェアネスから

 ・大日本印刷、ジュンク堂書店と資本提携

 大日本印刷は、すでに参加におさめている「丸善」と「図書館流通センター」がこの夏にも経営統合するようですが、それだけでは足らず(?)に、ジュンク堂書店まで参加にするようです。これはすごいことが起こる予感がします。注目していたいですね。

 ・大日本印刷 ジュンク堂書店 資本提携について DNP 大日本印刷ニュースリリース

コメント

  1. 鈴木輝一 より:

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    ①ジュンク堂、大日本印刷の子会社へ、という日経記事を読み早朝の通勤電車内で目が覚醒。毎月本を1冊以上読む読書人口は百万人。日本の超高齢・人口減のため当然読書人口も減っているはず。本の売り上げの2割が利益であるが、店舗使用料・人件費等固定費や光熱水費を引くと純益がでないくらい儲からない商売のはず。さらに天敵の「万引き」、便利なアマゾン、怪物のような顧客のクレーム、「無料貸本屋的公立図書館の増殖」等書店の経営は厳しい。
    ②ジュンク堂の灯を消してはならないと思うが、月5千円も本を買えないのが現実。「図書館で本を借りろ!」と主張する愚妻の経済圧力は高まるばかりである。
    ③まったく役に立たない「国会図書館・県立図書館」を早く整理統合して、あまったお金で公設民営の良い書店を作れないものか。応急対策としてジュンク堂も教科書を扱ったり優良顧客を囲い込んだり策を実行すべし。3月20日の日経では上海にジュンク堂進出との記事あり。日本を捨てパリのような店を目指すのか。
    ⑤図書館かジュンク堂かどちらかを選べと聞かれれば、私は迷わず役に立つジュンク堂に生き残っていただきたい。 Like

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    基本的に、傘下におさめた丸善をカイゼンするためのノウハウを必要としていたDNPと、さらに拡大していきたいジュンク堂との利害が一致した結果と聞いています..ので、ジュンク堂そのものはきわめて優良な経営状態のようです。
    ジュンク堂がすごいところは、公務員図書館員さんは異動などジェネラリスト指向の制度ですが、ジュンク堂は入社後担当したジャンルからの異動がないこと。結果としてそのジャンルに関しては超がつくほどのエキスパート店員が育成されます。かなわないんですよ、そこいらの図書館員なんて足下にも及ばないほどの専門知識を持った店員さんになる制度を持っているんです。
    というわけで、公共図書館はすでに「図書」に関する知識においても書店の店員にすら追いつかない/追いつけない状況です。ただ、利用者さんに提供すべきなのは図書だけではなく、様々な情報であるとすれば、まだもうちょっと図書館にも有利なところもあったりします(ただ、カフェがついたり、無料HotSpotなどを書店が始めれば…もう惨敗かも)。 Like

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