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かなり…気になるニュース「偽装請負」

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…とりあえず、地元のことは横において….

葦岸堂さんのブログにあった、この記事は、指定管理者として図書館を運営している身にとっては、かなり気になるニュースです。

偽装請負図書館 あるいは プロビスささやま

神戸新聞の記事はこちら
偽装請負、篠山市に是正指導 兵庫労働局 2006/12/08
収入役「早急に改善」 2006/12/08

簡単に言ってしまえば、指定管理者で指定を受けた団体の職員が現場で仕事をする時に、「公務員さんの言う事を聞いてください。」とか、「タイムカードは教育委員会に出してください」ってことをやると、派遣労働に該当し、指定管理を受けた団体が派遣業法違反になるということです。指定管理者という請負なのに、人材派遣をしてはいけませんよ…と、いうことだ。すくなくとも、そういう意識で働いている職員にも問題はあろうが、そういう使い方をしてしまった自治体側にも、大きな問題がある。
で、けっこう….官製NPOや自治体出資法人など、こんな流れになってしまいがち。基本的にはそんなことはないだろうが、公務員さんがNPOや出資法人で出向き(出向命令ではなく)事務処理をしている…なんてことも…疑っちゃいます。

このあたり、うちのNPO法人の理事長はかなり一線を引くことを強調してるので、心配はまったくありませんが、まぁ、公共図書館というのはもともと教育委員会に所属する機関なわけで、担当公務員さんの意見は…そのまま「(業務)指示」と受け取りそうになるときもありますが、こちらとしては「お願い」として受け取っておかないと、上記のような『偽装請負』になってしまうのです。

指定管理者制度が、教育長と指定管理者団体の代表者とが、契約書ではなく『協定書』を交わす意味も、実はそんなところにもあるのです。

コメント

  1. lanova より:

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    どこまでを権限委譲するかってことなんでしょうねえ。もちろん労働側の意向や主義主張も計られらめればいけないのでしょうが、要は利用者に対するサービス業としてスタンスの問題のような気がします。 Like

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