函館に、NPOが運営する私設公共図書館がある。
「いるか文庫」は、特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会が所蔵している図書を一般の方に公開する、私設であるが、公共的な図書館だ(NPO立公共図書館といえる)。
たまたま、ライブラリー・ショップを検索していて発見することができたのだが、やはりNPO立公共図書館には、ライブラリー・ショップは必要不可欠だ。
こうしたスタイルの図書館が、今後増えてくるように思う。
それぞれのNPOごとにテーマを持つことになるだろうから、専門図書館と言って言えなくもない。運営は民間のNPO法人であっても、誰でも利用できるのであれば、りっぱなパブリック・ライブラリーだ。
(ライブラリーショップで販売されている、青函連絡船チョロQ「八甲田丸」…こんな感覚がうれしくなっちゃう。
わが、NPO法人も指定管理者で公共図書館を運営するというノウハウを養いながら、一方でNPO本来の活動拠点となるような場所を持つ必要がある。すでに、「高知こどもの図書館」があり、こうして「いるか文庫」があり、近いところでは「山梨・平和資料センター」が完全NPOによる建設される資料館として建設が始まっている。
地域資料のデジタルアーカイブを推進するための中核的拠点を、私たちデジ研も、そろそろ視野に入れて活動する時期になったように…思うのだが….。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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