身重の元妻を山梨に残し、初台のソフトハウスまで通っていた当時。
関西で起きた未明の揺れをテレビで知ったものの、朝早かったせいか、被害の規模はそれほど大きいものとは伝えられてはいなかった。中央線で新宿に出て京王線で初台へ。パソコン通信はあったもののインターネットはまだ趣味の世界。社内ではテレビを見ることもなく、そのまま一日を過ごして、夜には中央線にのって帰宅(当時はそんな生活をしていました)。
そしたら、驚愕するほどの災害規模。
あの年も亥年。上の娘も今年の5月に12歳になる亥年。
ばらばらだったパソコン通信は、この後金子郁容氏らの呼びかけにより「インターVネット」を経て、インターネットへの移行を始めた。
・インターVネットとVCOM
自衛隊法も改正され、震度5以上であれば、知事の要請がなくても災害出動ができるようになった。
だが、それでも….と、思う。
防災に関する関心の高まりは感じつつも、自然災害そのものに立ち向かう防衛組織はできていない。防衛庁が防衛省にはなっても、米国のような『国土安全保障省』もなければ、『緊急事態管理庁』も存在していない。連携をとる…とは、いいつつも、自治体、警察、消防、自衛隊…は、災害に対しては縦割りの弊害は拭いきれない。
地震大国でありながら、地震予知に関してはなかば放棄してしまった状況。それでも民間の地震監視システムはかなりの成果をあげている。
地球温暖化、凶暴化する自然災害。僕はテロの脅威を云々することを否定はしないが、まちがいなくテロで奪われる命よりも、災害によって失われる命の方が多いのである。そのために、自然災害から人命と財産を守るためのシステムの構築が、求められる…と、考えている..のだが…。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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もう12年ですか…今、LAでは朝の連続テレビ小説で「わかば」をやっているので、毎朝見てるんですが、そのたびにあの神戸の震災を思い出します。このLAも地震地帯です。身体に感じない地震は四六時中だと言われています。自然災害だけは未然に防ぐことが難しいですよね。地震も山火事も常に危険と隣りあわせだと思っています。 Like
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金子郁容さんて、そういう方だったんですね~。(爆) Like
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コメントありがとうございます。
9.11の時のニューヨーク公共図書館のウェブサイトが、伝説となっておりますが、災害時の公共図書館の役割…なんてことを日本でも真剣に考える必要がある…と、思うのですが….。 Like