先日あるNPOやボランティアに対するQ&A形式の本を読んでいて、感心したことがありました。興味を引いたのは、
「有償ボランティア」という言い方は止めよう。
というもので、ボランティア=volunteer という言葉を、本来の意味ではなく使う事自体、その国の言葉に対して失礼であるし、「有償ボランティア」という、いかにも誤解を生じるような使い方は止めた方がよいというものです。NPOへの関わりかたは、人それぞれいろいろで、まったくの手弁当や交通費支給とか、交通費+食費支給とか、交通費+食費+宿泊費支給とか、さらには、アルバイトやパートタイム、臨時職員や正規職員など、いろいろな関わり方があると、捉える必要があると思います。
また、「有償ボランティア」という言い方の中で、労働基準法を下回るような低賃金労働を、美化してしまう傾向は、やはり健全ではないと思うのです。ボランティアだから、社会に貢献しているのだから..は、言い訳にはならないと…そう思うのですが、いかがでしょうか?
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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