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キャンプのものさし −野外教育活動を評価するための尺度集−

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財団法人 日本キャンプ協会から発行されているこの本。レベルが非常に高い。ただのキャンプが、価値あるキャンプになるのも、こうした考え方がきちんとできているからなのだなぁ…と、実感するのである。

 ・キャンプのものさし 財団法人 日本キャンプ協会

ふりかえって…図書館を考えると、こうした“ものさし”の存在を僕は知らない。僕の力不足で見つけることができていないだけ…であることを祈りたい。
指定管理者制度の登場によって、やおら[図書館の評価基準]が議論され始めているが(直営の時代において、そうした議論がなかったのが不思議なくらい)、『「読書活動」の効果測定』の事例を耳した事がない(もしあったら、ぜひ教えてください!)。

特に研究活動が盛んな..と、思われる児童サービスで、「読み聞かせ」や「ブックスタート」など、事前と事後の変化を、単発でも長期でもよいので、「行なう理由」と「開催する価値」を裏付けるためにも、こうした “読書のものさし” があってもいいんじゃないかなぁ…と、思うのです。

※ただ…児童サービスが言われて今日まで、誰もそんな「読書活動における効果測定」みたいな研究を行っていないとしたら…むしろ、それこそ問題なのではないだろうか…。

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