財団法人 日本キャンプ協会から発行されているこの本。レベルが非常に高い。ただのキャンプが、価値あるキャンプになるのも、こうした考え方がきちんとできているからなのだなぁ…と、実感するのである。
・キャンプのものさし 財団法人 日本キャンプ協会
ふりかえって…図書館を考えると、こうした“ものさし”の存在を僕は知らない。僕の力不足で見つけることができていないだけ…であることを祈りたい。
指定管理者制度の登場によって、やおら[図書館の評価基準]が議論され始めているが(直営の時代において、そうした議論がなかったのが不思議なくらい)、『「読書活動」の効果測定』の事例を耳した事がない(もしあったら、ぜひ教えてください!)。
特に研究活動が盛んな..と、思われる児童サービスで、「読み聞かせ」や「ブックスタート」など、事前と事後の変化を、単発でも長期でもよいので、「行なう理由」と「開催する価値」を裏付けるためにも、こうした “読書のものさし” があってもいいんじゃないかなぁ…と、思うのです。
※ただ…児童サービスが言われて今日まで、誰もそんな「読書活動における効果測定」みたいな研究を行っていないとしたら…むしろ、それこそ問題なのではないだろうか…。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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