図書館長から統括責任者へ
今年度から、役職の変更があったりして、図書館の仕事に加えNPO活動そのものへの取り組みが増えてきた。昨年度まではどうしても指定管理者図書館長という立場に、かなりのリソースを割いていたことを実感しつつ、今年度はNPOの活動に対して…相応の立て直しが必要な状況を、あらためて感じていたりもする。
タイトルにも書いた通り、NPO活動に対する理解を得る一番の方法は、なによりもまず
- かかげたミッション
- それに対する取り組み
- 会員からの取り組みに対する信用
- 会員外からの取り組み対する信用
なによりも、そこがまず必要なんじゃないかって、あらためて感じていたりする。
NPO=非営利活動団体は、営利企業と違って利益追及の団体ではない。社会問題と捉えている課題に対して、どんな活動で解決に取り組んでいるか。そのことがまず問われる。営利企業の真似をしたり、営利企業と競争すること自身、実はほとんど意味のないことなんだと感じている。むしろ、ひたすらにがむしゃらに、社会課題に対する取り組みがまずあって、その上でほんの少し営利企業と同等のお仕事をすることもある…程度にしたほうがいい…と、いまはそんな風に思っている。
NPOの活動を支えるツールとしてのICT
なによりもNPO法人は、様々な無料のネットサービスを使わなければもったいない…と、この数ヶ月間本当にそう思っている。例えばウェブサイトひとつとっても、アクセス数によっては広告収入も得られる。かかげたミッションに取り組む本を紹介することで紹介料だって得ることができる。動画を定期的にアップすることで、YouTuber的な活動だって不可能ではない。金がない、資金が足りない…と言うくらいなら、そうした取り組みもあることをもっと知っておくといい。
- NPO法人はICT …特に無料で使えるネットサービスを活用すべき
- ミッションの妨げにならない範囲での、ネット広告、アフェリエイトは活用すべき
- 動画やブログなどこまめにアップ。もしかしたらNPOユーチューバーになれるかも
- NPOの会員を増やすなら、オンラインサロンを開設して登録者も増やそう!
みたいなことだ。
今さらそんなことに気がついても、遅いかもしれないけれど、気がついたなら始めればいい。
ということで、これからのNPO活動にご注目くださいませ。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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