一夜でわかる!「NPO」のつくり方
加藤 哲夫 / 主婦の友社
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NPO法人が指定管理者となって図書館を運営して3年目。
視察に来ていただく人と話をしたり、講演会に出かけたりするなかでは、『指定管理者制度のメリット/デメリット』云々が話題にされるのですが、実はそれ以上にNPO法人の運営…って、面白いけど難しい…と、いうことを実感している毎日です。
普通の会社であれば、社長や副社長、会社役員(重役など)と、従業員とは一線を画し、経営者としての仕事と従業員としての仕事は、おのずと異なってくるのは、誰の目にも明らかなことなのだが、これがNPO法人となると一筋縄ではいかないこともある。
当初理事長も副理事長である僕も、
「NPOで働くということは、営利企業で働くのとは違い、あくまでも個人の「志が大切」と考え、各人の役割は決めても、上から一方的な業務指示を出すのは止めよう」
…と、考えてきた。
また同様にできるだけNPOの経営側と従事するスタッフ側を別けずに、フラットな組織形態にしていきたい…とも、考えてきた…のだが、結果として働いてお給料をいただくうちに、「気持ちは労働者」になってしまうことを止める事は…とても難しいことなんだなぁ…と、感じている。
「プロとしてNPOで働く」とは、どういうことなのか…副理事長として、経営する側として、職員を雇用する立場として…どう取り組んだら良いのか…けっこう悩んでいるのです。
※という時に、この加藤哲夫さんの本を読んでみたりしているのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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