DORAさんのブログは、図書館の価値を高めることに言及していたが、思うにNPO法人においても同様のことが言えるようにおもう。
そのNPOが取り組む解決すべき社会的課題。その問題意識や掲げる使命(ミッション)、具体的な取り組みである活動を通じて、NPO法人の存在価値そのものが高まる。
それは、利益追求の無い団体における、ひとつの「インセンティブ」になるのだ。
私が参加しているNPOは、こんな価値がある。故に私の価値も高まる。私自身がとっても嬉しい。ひとつの報酬系に寄与することになる。
だからこそ、NPO法人は社会的存在価値を高めるための活動を継続していなければならない。個人で可能な範囲を超えて、組織/団体でこそ取り組める活動。そのことが、NPO法人には間違いなく必要なのだと…強く強く感じているのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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NPO法人について、今ひとつ私は理解できないでいます。最初に中途半端な理解の仕方をしたのがそのまま尾を引いているようです。実際に日本国内でNPO法人による図書館というのはどれくらいあるのでしょうか? Like
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NPO法人《による》図書館というと、とても難しいですね。
パターンとして
・NPO法人が指定管理者として図書館を運営している
・NPO法人が業務委託を受けて、図書館の仕事に携わっている
・NPO法人がボランティアとして、図書館サービスを支援している
・NPO法人がNPO法人立図書館(図書館法上は私立図書館)を運営している
など、《による》にも実はいろいろなカタチがあるようです。
また、日本には昔から、私設図書館(家庭文庫、個人文庫など)が、地域の子どもたちの居場所としての役割を担っている事例も,少なくはありません。ある時期において公共図書館があちこちに立ち始めたとき、それらの私設図書館が廃業に追い込まれたことも注目しています。
日本の図書館界があまり注目していないのですが、自治会が図書館を運営している事例もあるのです。
RICコミュニティライブラリー
http://www.ric.jp/tiiki/sisetu/library/main.html
学校に公立と私立があるように、図書館にももっと私立図書館があってもよいと思っています。そのひとつに『NPO法人立公共図書館』が位置づけられたらなぁ…なんて夢があるのです。
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