山中湖情報創造館ブログでも書いたのだが、PodCast(ポッドキャスト)から、さらにSkypeCast(スカイプキャスト)というものが登場してきた。どちらもサーバに音声ファイル(主にmp3)を保存し、ダウンロードしてiPodなどのデバイスで、自分が好きな時に聞けるということがひとつの特徴である。従来の放送では、リスナーが番組に時間を合わせることが要求されたが、ポッドキャスティングもスカイプキャスティングも、番組(コンテンツ)視聴時間を自分に合わせることができる。
メディア・リテラシーが語られる中で、新聞は過去の記事も記録・保存しておけるのだが、テレビやラジオの放送系では、記録も保存も、放送時間と放送内容が判らない限り、録画することができない。ましてやテレビニュースなどは、保存のしようがない…とよく言われているのだが、ポッドキャスティングなどで、音声や映像によるニュースが流れ始めたら、状況は一気に変わるのではないだろうか?
ポッドキャスティング/スカイプキャスティングにより、はじめて放送/配信系のメディアがメディア・リテラシーの格好の教材にすることができる。過去のニュースをさかのぼって視聴することも可能になる。現在の流しっぱなしのテレビやラジオよりも、メディア・リテラシー(情報の取捨選択能力を高める..という意味)向きなのではないだろうか…と、思うのでした。
単に放送とインターネットの融合..ということだけでなく、これはもう社会的なパラダイムシフト(死語っぽいなぁ)なんだと…思う。
※ちなみに、IP電話ソフト Skype は、国内ではlivedoorが扱っています※
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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