ひとつのモデルとして、こんな図を描いてみた。
あたりまえといえば、あまりにも当たり前の図。すでに様々な分野…特に学術的な分野においては「もうできてるじゃん」って言われそうなくらい。…ということで、ひとまず解説。
全体
デジタル技術ネットワーク技術を用いて実現する「知のエコシステム」の概念図。平面で描いてはいるが、実際には螺旋(スパイラル)状に、上昇していくイメージです。他者の知見が私を経て一歩先のひとつ上の知見となり、次に渡す。そのための循環図。
MARKET:供給
現在の様々なメディア流通/コンテンツ流通がデジタル化される将来において、成長を抑制する傾向にある著作権などの権利関係を、成長を促進させる(二次利用などの合法的な)再利用システムによって、このMARKETは作られている。ここで販売されるコンテンツにおける権利の所在や課金などの属性情報を持つだけでなく、二次利用において不可欠な2つの属性情報を持つ。
1.権利の所在情報(権利者に関する情報)
2.ライセンス課金情報(再利用した際の課金条件/支払い方法など)
さらに、アウトプットからこの市場に提供されるメディア/コンテンツには、この権利の所在情報と課金情報を崩したものを流通させることはできない。
正式な手続きを経て作成されたコンテンツには、その引用元の著作物に関する情報(書誌や権利所在)と購入時の一次課金情報だけでなく、二次利用時の課金情報をも持っている。
それが成立する「メディアとコンテンツのマーケット」を誰が作るのか…そこが、今後のひとつのポイント。
まずは…このあたりからいきましょうか。
(このつづきは、また後日)
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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