ことのおこりは、山中湖情報創造館の蔵書構成の調査から
・日本十分類別 蔵書構成
ちなみに、その他とあるのは絵本や紙しばい、視聴覚資料などです。
これをtwitterに投げたところ、とある方からこちらを紹介いただきました。
・三田図書館・情報学会
ここに紹介されている(以下引用)
2009年度研究大会ベストプレゼンテーション賞には59票の投票があり、池内淳氏(「公立図書館の蔵書構成比と貸出規則に関する実態調査 」)が15票を獲得し、授賞が決定しました。投票理由は、分かりやすくユーモアが あった、スライドも説明もわかりやすかった、聴衆をひきつける発表だった、などです(発表のPDFファイルを閲覧できます)。次点は安形輝氏(14票)でした。 [2009年9月26日](ここまで)
にあったPDFには、全国の図書館に対して行ったアンケート結果が集計されており、蔵書数に応じたNDC構成比が描かれてました。
・公立図書館の蔵書構成比と貸出規則に関する実態調査 (PDF)
このPDFの13ページに、その蔵書規模に応じたNDC構成比が出ております。
そこをみると、やはり圧倒的に9類(文学)が多数を占め、8類(言語)、0類(総記)、1類(哲学)そして6類(産業)が、思いっきり低いことが明らかになります。
中でも昨今ビジネス支援をうたっている公共図書館においては、この6類が低いのは、ほぉっておけないのではないかなぁ…と、感じたりもします。
ここには、農業、園芸、蚕糸業、畜産業. 獣医学、林業、水産業といった一次産業と、商業、運輸. 交通、通信事業などの三次産業が含まれており、ビジネス支援には欠かせない[商業]はここに含まれているんです。もちろんNDCの3類の社会科学の中に、法律やら経済、財政などの分野もありますが、直接[起業]や[ビジネスを起こす]ということを考えると、この6類の充実が不可欠ではないのかなぁ…と、おもったりもするわけです。
お近くの図書館にお出掛けの際には、ぜひこの6類(6で始まる3桁の数字がついている本)を探してみてください。あまり古い本ばかりだと…。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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そうなんですよね。基本的なものはともかく、法律や税法はすぐ変わるし、ビジネスはサイクルが早すぎで、図書館の本じゃ間に合わないんだよね。 Like