文学とか私小説という目線ではなく、たとえ活字の世界とはいえこの世に生をうけたキャラクターからの目線で見ると、[本]に登場するのは、野球でいうところの[ファーム(二軍三軍)]ポジションなんじゃないかな。
物語世界からの登場というのは、いわばキャラクター自身がプロとしてのデビューが活字からだった…ということなんだろうな。
キャラクター自身が、ファームから一軍へ、メジャーリーグへ…と成長するには、アニメ化、ゲーム化、ドラマ化、映画化へと駆け上がり、[本]を読まない人でも名前くらいは知っている存在になっていく。
そういうキャラクター目線で考えれば、ハリーポッターくんは、活字世界からデビューして、映画化でメジャーになったキャラクターなんですね。
前に、日本の児童文学には魅力的なキャラクターが存在しない…旨の投稿をし、いろいろな方からご意見をいただいたのですが、野球選手でいえば二軍や三軍、アイドルでいえば(メジャー)デビュー前から知っているファンがいることを考えればいいのかなぁ…と、思ったりしています。
というわけで、
『日本の児童文学には、メジャーデビューするような魅力的なキャラクターがいるかもしれないが、そこにとどまっていては埋もれているだけなのだ』
と考えてもいいように思うのです。そうそう『魅力的なキャラクターづくり』に関しては、活字世界ではないところで、とっても深く考察されノウハウを公開している世界があるんですよ。
そのテーマはまた後ほど。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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