ネイチャーゲームの原題は「Sharing Nature with Children」という。訳せば「子どもと自然をわかちあう」という意味ですね。
今回ネイチャーゲームリーダー養成講座に参加しながら、これは図書館に使えるかな、これはあれに使えるかな…なんて、いろいろ考えていました。原題に立ち戻ってみれば、それは、
Sharing Library with Children 図書館への気づき
Sharing Museum with Children 博物館への気づき
Sharing History with Children 歴史への気づき
Sharing Music with Children 音楽への気づき
そんなことを考えていると、ジョセフ・コーネル氏が「自然への気づき」をテーマにしつつ、実は子どもたちとの《わかちあい》のためにどんなプログラム/アクティビティがあるかを考案したものなのですが、さらに深いところに、「母型(アーキタイプ)」としての、Sharing Program / Sharing Gameみたいなものがあるように思いました。そしてその母型(アーキタイプ)さえあれば、そこにテーマとして「自然」とか「図書館」とか「歴史」とか「音楽」とかいろいろな主題を差し替えるだけで、ある程度のプログラム開発が可能になるんじゃないか…なんか、そんな風に思えるようになってきました。
ネイチャーゲームのプログラムを、図書館風にアレンジして実施するときに、ねらいは《自然への気づき》ではなくなったとき、そこにあるのは、[アクティビティ母型(アーキタイプ)]があり、そこに[主題(テーマ)]を代入してみる…何かそんな風にして、子どもたちとそのテーマに対するわかちあいができる。
なにか、そんな展開方法があるんじゃないかなぁ…って、思っているのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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