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レファレンス・ワークショップ

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インターネット(Googleなど)を使った情報の検索と、図書館などを使った情報の検索との大きな違いを、昨日のセミナーで知ることができました。

例えば旅に例えると、
・インターネットでの検索は、飛行機旅行みたいに、目的地にポーンと着くことができる。
・図書館などでの検索は、時には各駅停車、時には特急列車、歩いたり走ったり、周りの風景を楽しみながら、目的地を目指す

なにか、そんな感じを得る事ができました。知りたい事がはっきりしている場合には、インターネットはもちろん便利なんだけど、「それだけ感」で終わってしまうところもあります。もちろんネットサーフィンと称されるように、あるいはブラウザと称されるように、あっちこっちのサイトを見ながら…ということもありますが、「知りたいことに対して、検索して答えを見つける」という一連の行為は、目的地(知りたい事)がはっきりしている場合には、かなり有効ですね。

それに対して、図書館などを使いながらの検索は、目的地に向かう道中がおもしろい。疑問に対する回答にたどり着く過程で、実に様々な情報を得ながら、それによる自分自身の中に「知識の積み重ね」ができるようになります。その知識の積み重ねによって、最初の疑問に対して、さらに中身の濃い/内容の深い疑問点が生まれてきます。結果として、インターネットを使うのと同じ回答を得られたとしても、そこにはさらに「深い探求」が生まれているのです。

そして、レファレンスは誰もが身につけられる技術もさることながら、推理力やセンス、インスピレーションみたいな要素も実は大きかったりします。さながら名探偵みたいな感じ(お、これって僕が小学生時代になりたかった職業じゃないか…)。

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