利益が上がる!NPOの経済学
跡田 直澄 / / 集英社インターナショナル
スコア選択: ★★<br clear=all>あっという間に読了(斜め読みか!)。タイトルからみて、「利益が上がるNPO」とは何事だ!!などと思われるかもしれない。しかし、非営利活動といっても活動にはそれなりの資金が必要である。ましてや法人としての持続性/継続性を考えれば、安定した資金力が不可欠なのである。
利益を上げようと努力している営利企業ですら収益を上げることは難しい時代。非営利だからと開き直っていては、ますます資金が枯渇し、NPOを立ち上げた志を果たすこと無く、ミッションを実現することなく尻すぼみになるNPOは、決して少なくはない。
本書は、NPOの資金調達や他の企業や団体との協働(コラボレーション)モデルの提案さらには、日本における寄付市場への提言などがたくさん書かれている。NPOの中にいる人間としては、多少テクニカルだなぁ…と感じることもなくはないが、むしろこのくらいガツンと言われた方が気持ちがいい。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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