ウィリー・ネルソンやカントリー&ウェスタンの曲を欲しがっていたのだなぁ…と、体が応えている。そんな曲を聴きながら、ふと思った。それは、八ヶ岳南麓と山中湖(富士北麓)との違いについてだ。
まず、富士北麓にはいわゆるカントリー&ウェスタンの空気が薄い。八ヶ岳南麓は小淵沢や清里にはしっかりとある。たぶん(かなり当てずっぽな意見だが)、そこには西部開拓時代とも通じるような“フロンティアスピリット”の濃い薄いではないだろうか。同じ空気はたぶん、北海道という開拓地にもあるように感じる。
それとは全く異なることだが、大きな違いがあることに気がついた。
それは「子連れの新住民」の多い少ないである。これは統計がとれそうな気もするのだが、八ヶ岳南麓に移住するいわゆる新住民には、子供連れが多い(あるいは出産間近とか…ちなみに僕自身もそうだった)。それに比べると山中湖や富士北麓の新住民の傾向は、いわゆる定年組が多いのではないだろうか。
さらにこれは、新住民と地元民との交流スタイルに大きな差を生む。
すなわち、小さな子供がいることで、どうしても地域コミュニティに参加しなくてはならない。子育て、保育園、小学校等々を通じて,地元の行事への参加の機会が増える。子供の友達を通じて地元の方々とのつながりも広がる。
これを『田舎暮らしにおける子供力』とでも名付けてみよう。
しかもこれは、田舎やリゾート地あるいは新興住宅地における図書館にとっても実に大きなマーケティング項目になりそうなのである。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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フレンドパークは、子供と高齢者のフレンドパークに変貌しているね
冷暖房完備のここち良い空間となってますね、それとひと泳ぎの後の休憩の場にもなるな 人が集うところかな Like
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地方の公共施設は、どうしても分散して設置される傾向にありますよね。施設Aから施設Bへは自動車での移動が前提になっていたり…バリアフリーでもなければエコでもありません。一度自動車で移動したら、あとはしばらく徒歩で用事を済ませることができる…そんなエリアがあることが、これからはとても重要になると思っているのです(いわゆるコンパクトシティっぽい感じ)。結果として利用する方も増えるし、税金を有効に使うことができると思うのです。
大人は普通に自動車で移動できることを前提にまちづくりをしてしまいがちですが、移動手段が徒歩しかない子供や高齢者のことも考えた、施設づくりやまちづくりが望まれると思っているのです。 Like