(…むしろ独り言です…)
前の投稿で、いただいたコメント。
ご批判は素直に伺いたいと思いますが、耳が痛い…どころではない。
今まで、指定管理者の話をさせていただく場面で、「官製NPO」については批判して来た。以前参加していたNPOは、行政の方が立ち上げたNPOだっただけに、その実体を間近にみて、官製NPOが指定管理者になった場合、ほぼ確実に下請けNPOになってしまうことを実感してきた(行政からみれば、下請けをするNPOが存在することは都合がよいらしく、NPOであれば実体は下請けであっても“市民と協働”と言えるのだそうだ)。
それに比べれば、デジ研は民間で立ち上げてきたし、指定管理者制度が始まる前から『図書館の民営化論』を掲げて来た理事長がいる。
しかしここで「御用NPO」とか「パラサイトNPO」などと指摘されるとは思っても見なかった。反論もしていきたいのだが、確かに過去の収入の多くは行政からの受託したきた仕事が多いのも事実。自前で稼ぐ自立したNPOというのは、やはり無理なのだろうかと真剣に悩み始めている。
以前にも、指定管理者の話をする中で、ある方からおたくのNPOは「下請けNPO」ではないか…というご批判もいただいたことがある。確かに年間の総事業に占める行政からの収入は少なくない(いや、今年度でいえば殆どである。しかも一自治体から)。
これを良しとするか、脱却し自立を目指すかは、大きな分かれ道だ。
僕たちに、実現したい大きなミッション(プロジェクト)があり、それに莫大な資金が必要で、そのためには外注や下請け仕事を受けてでも利益を上げて、その利益をつぎ込んで自分たちを達成していこう…という気構えだけは持っていたい。
(これはあくまでも独り言です)
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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