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NPOはプランナーにはなり得ない

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NPO(非営利活動団体)といえば、何らかの社会的な課題を解決することを目的とした集まりだ。基本は自らが汗を流して活動する事とおもわれているが、そんな活動で得られたノウハウをもとに、「夢をカタチにしたい」人の思いをプランニングすることもできるのではないか…って、思っている(いや、思っていた…と言った方がよいか)。

僕にとってのプランナー、プランニング組織(会社)のモデルは、故 藁谷豊さん(享年48才)と「ワークショップ・ミュー」の存在だ。

 ・わらがい日記 ワークショップ・ミュー
 ・ワークショップ・ミュー

何らかの企画を立てるときには、いつもあの渋谷のマンションの一室が浮かぶ。当時の僕は、別の会社に所属していたが、環境教育やデザイナーの友人を通じて、頻繁に出入りしていた(ちなみに元妻はそこのアルバイトさんでした)。藁谷さんが亡くなってから、その意思を継いで様々な分野で企画の力、プランニングし、夢をカタチにすることのすばらしさを実現している友人は少なくない。

そんなプランナーという職業は、想いや夢を持っている人に対して、それをカタチにするお手伝いをする仕事であり、自らが主体者となることは少ない。あくまでも縁の下の力持ち的な仕事である。ま、そう考えると自らが主体者でなければ存在意義がないというNPOはプランナーにはなりえないんだろうな…って、思ったりもする。

だとしたら、NPOの夢をカタチにするプランニング組織(会社)があってもいいかもしれない。もちろんお仕事である。企画、デザイン、手配、実施、まとめなどなど裏方として実利を得る会社のイメージだ。
NPOはプランナーには成り得ない。だからこそ、夢や想いをカタチにするプランニング会社が必要かもしれない…なんてことを考えてます。

NPO
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