日本語を弱点とでもいいましょうか…これははっきりとした“歪曲報道”だと思う。
・舛添厚労相、抗議の自治体に「ざれ言につきあう暇ない」 asahi.com
記者会見で言った言葉は、
「小人のざれ言につきあってる暇があったら、もっと大事なことをやらないといけない」
朝日新聞はこれを、
「小人(しょうじん)のざれ言につきあってる暇があったら、(私は)もっと大事なことをやらないといけない」
と訳した。舛添氏を擁護する訳ではないが、日本語的には
「小人(私:舛添)のざれ言につきあってる暇があったら、(あなた:抗議をしった首長さんは)もっと大事なことをやらないといけない(でしょう)」
(私の言ったことに、抗議文を出すなどとつき合っている暇ばあるのならば、抗議をした首長さん、あなたには不正を働いた自治体の首長さんに言うなり、また自分の自治体で不正が起きないようにするなど、大事なことをやりなさいよ)って気持ちでしょう。
僕が言うのもなんだが、新聞記者ですら日本語力が落ちているのではないだろうか….(それとも、新聞記者という輩は、事実を伝えるふりをしておもしろおかしく事を荒立てるのが好きなのかもしれない…)。
こういうことがあるから、メディアリテラシーは必要なんだろうなぁ。
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ちなみに他社の報道にも…なんだかなぁ…です。
・厚労相、自治体抗議に「つきあう暇ない」・保険料横領巡り 日経新聞
・舛添厚労相、一部市長をバッサリ「小人のざれ言」 ZAKZAK
日経新聞に関しては、発言そのものを書かず、舛添氏の言葉を屈折して意訳している。ZAKZAKは、いわゆるスポーツ新聞系であるが、発言に対しては正しく伝えているものの、「小人(しょうじん)のざれ言に付き合う暇があったら、もっと大事なことをやらなければいけない」を舛添氏自身が、「私に言うより、不正を働いたところの首長に言いなさいということだ」と言っているにも関わらず、記事のしめくくりは「地方自治体の首長による正式な抗議を「小人のざれ言」と斬り捨てた」と書くあたりが、新聞記者の資質を見たり…と、感じざるを得ない。
おもしろいなぁ、新聞記者の気質って…..
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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WW2戦前から日本の新聞と云うかマスメディアの体質は変わってない。
戦後GHQがお上が偉い体質含む電波法改正も含めて民主主義路線に正そうと着手したけど、GHQが去った後に『改悪』戻して今頃言論の自由なぞ、ホザいてる馬鹿どもよ。
まぁ売れる売れないのランクは世界一かも知れないが…世界新聞信用度ランキングで云えば自由主義諸国にも入れないアフリカの独裁国やテロ活動支援国等と同じ下位ランキングだモン。 Like
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ひょっとしたら、僕の日本語力が劣ってるのかも…しれない(*_*; Like
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舛添の性格をあなたは分かっていない様で。
舛添は自分を「小人」などとへりくだる様な男では決してないでしょう。
案の定舛添は後にこう発言した。
>「『バカ市長』って言われるのはいやでしょうからだから『小人』と言った」
>http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20071004-265236.html
まんまと舛添に騙された気分はいかがでしょうか? Like
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まんまといっぱいくわされましたね。
ごしゅうしょうさまです Like