■シンポジウム「地域を記録する〜地域とアーカイヴ〜」
市民の目線で景観環境を選定・記録する活動が各地で注目を浴びています。高知では、アートNPOが地域を記録する写真集『高知遺産』を出版し、話題になっています。横浜市神奈川区では、昨年度、区民から募集した「推薦隊」と区との協働により「わが町 かながわ 50選」が選定されました。その後は、区民からなる「魅力アップ隊」が、区内各地の選定ポイント周辺の地域情報の発掘・発信をおこなったり、その情報を活かした魅力づくりに取り組んでいます。そして、横浜市民メディア連絡会は、横浜市との協働研究として、「市民参加で構築するデジタルアーカイブを利用した横浜の文化伝播と往来の研究」を進めています。地域を記録することで、その地域の生活の基盤になる「まちの魅力」がいかに見えてくるのか?
デジタルアーカイブがそれをいかに地域の未来に行かせるのかを参加者みんなで考えます。
日時:3月17日(土)13:15〜17:00
(13:00開場)
会場:神奈川県民サポートセンター4階「402号室」 地図
資料代:500円
主催:神奈川情報ボランティアネットワーク、横浜市民メディア連絡会
●第1部:地域を記録する活動から学ぶ
司会:小山紳一郎氏
○竹村直也氏(『高知遺産』編集長、NPO法人TACO副理事長)
『高知遺産』(2005年4発行)で私たちが伝えたかったのは、『もう一度、街を歩こう』ということ。
もう一度街を歩いてみれば、魅力的な場所やモノゴトはたくさん転がっている。
それを発見したり創造していくことで、この街は今よりもずっと魅力的に見えてくるものだと思うのです。
○片岡公一氏(山手総合計画研究所 「わが町 かながわ 50選」担当)昨年度から、区のコンサルタントとして、「わが町 かながわ 50選」に
関連する事業に携わってきました。ただ単に、場所を選ぶだけではなく、それをきっかけに地域の魅力づくりにつながるようなプロセスを心がけています。
●第2部:「市民デジタルアーカイブ」事例報告
司会:ヒロスケ・グローマン氏
○港南区の事例(茅野眞一氏)
○栄区の事例(藤田幸子氏)
○アートによるまちづくり事例(高橋晃氏)
○緑区の事例(多賀和幸氏)
○青葉区の事例(小池由美氏)
○中区の事例(三宅氏)
・全体のまとめ(ヒロスケ・グローマン氏)
●第3部:ディスカッション
テーマ「地域の未来にデジタルアーカイブをどう活かすか?」
*1)2)のパネリストと会場も交えて討議をします
コーデイネーター:鏑木孝昭氏
◎シンポジウム修了後には、パネリストも交えての懇親会を
予定しています。
お問い合せ・申込み:横浜市民メディア連絡会
070−5463−0441(原)
hara@pado.co.jp
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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