自殺生徒の実名掲載=遺族、新潮社に警告−発行中止・回収求める・福岡 時事通信社
一見、ご遺族の心情による警告…のようにも思えますが、これは報道の在り方を根底から考え直すキッカケになりそうな気がします。
例えば今までも、被害者は未成年だろうがなんだろうが実名で報道されるのが当たり前で、小学生の少女が暴行され殺害された時であっても死んでしまえば実名で報道されてしまいます。片や加害者は未成年であれば、どんな極悪な犯罪であっても匿名です。この違いは何なのでしょうか。では、被害者も匿名で報道すれば…ということになると、加害者も匿名、被害者も匿名…では、もはやニュースにはならないじゃないですか。
山中湖村の団体職員A(45)は、会社員Bさん(29)とその長男Cくん(9)を連れ立って、富士山へと向かいました…って、もうニュースじゃないですよ。これでは。
そこで、さらに考えを進めると、この手の事件をそこまでしても[報道する理由]があるのか…ということになります。なぜその事件/事故をニュースとして報道するのか、しなければならないのか…理由も不明確なままに、マスメディアは伝えていますが、その根本的な[報道する理由]は何かが、いずれ問われる時代がくるように思います。
福岡県で自殺した少年を実名で報道する理由は何なのか。
そもそも、遺族の心情も配慮せずに報道しなければならない事件なのか。
マスメディアに問われているのは、インターネット時代における在り方だけでは..どうも、なさそうな気がします。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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本日、太陽光発電をめぐる社会情勢について、ガイアの夜明け、番組関係者の取材有り、コメントを求められました。
近況報告 Like
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報道がエンターテーメント化してます。報道と娯楽番組の境がなくなる危険性があります。 Like