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震災エコツアー

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「フニクリ・フニクラ」という歌をご存知だろうか。
イタリアのヴェスビオ火山の山頂へ行くケーブルカーにお客さんを呼ぶために作曲した歌(すなわちコーマーシャルソング)だ。日本語訳にはこうある。

♪ 赤い火をふくあの山へ/登ろう 登ろう/そこは地獄(じごく)の釜(かま)の中/のぞこう のぞこう/登山電車ができたので/誰でも登れる/流れる煙は招くよ/みんなを みんなを/いこう いこう 火の山へ/いこう いこう 火の山へ/フニクリ フニクラ/フニクリ フニクラ〜♪
青木爽/清野協共訳・L.デンツァ作曲

本来なら、自然災害の元凶でもある火山の火口を見に行こうというツアーを、この歌は一躍有名にし、多くの観光客が訪れたという。それが地域を豊かにするとともに、災害に強く災害と共存する村をつくることにも繋がる。

発生からすでに発生から10日が経過した、「岩手・宮城内陸地震」だが、その被害状況を直接見ることや、地震大国日本を忘れないためにも、この状況は生で見て感じることが必要だと思う。だから、このお方は、これをなんと『エコツアー』として考えているのだ。

 ・くりこま高原自然学校被災情報11_080622
  ブログ エコたび(広瀬敏通さんのマイページ)

 ・くりこま高原自然学校被災情報⑪ 080622
  Colors of Nature

こういう生の被害と向き合うことで、災害防衛を志す子どもたちが登場する日が来るかもしれない。

※エコツーリズム 災害エコツアー 防災エコツアー 減災エコツアー

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