今日は、とても素敵なシステムを、目の前で見る事ができた。
ご来館いただきまして、本当にありがとうございました。
検索の新しいカタチが生まれそうな気がしました。
OPACも、Googleも、Wikipediaも、[検索したい対象(検索語)]を検索するものです。
連想検索もありますが、特定の[検索語]から連想するものを検索します。
それに比べて、[関連]で検索するというのは、まったく新しい…そして、人間の記憶にとても近い(やさしい)検索法がある。SuperOPACで実装しようと考えていた機能は間違っていなかったと、改めて確信しました。
今までならば、[じゃがいも]を検索して、検索結果の文章から読み取る…でしたが、
例えば、[検索語]の(関連性)は? っていう検索ができる。
[じゃがいも]を(材料に使う)(料理)は?
[丸山高弘]の(入学した小学校)と(卒業した小学校)は?
とか。
人間の記憶って、そのものズバリを記憶していることもありますが、けっこう
「今年の8月に山中湖情報創造館の入口を入って右手の本棚にあった、赤い表紙の本で読んだ記事」…みたいな感じで、覚えていることってけっこうあるんですよね。すぐに…という訳ではありませんが、この(関連性)による検索は、新たな知識創造のツールになるように思えます。
さぁ、どうやってSuperOPACを…そして 『叡智の銀河』を作り上げようか…..
※ここにきて、GUIを作れないことが…けっこう影響が大きい…今からプログラミングをやるかぁ…※
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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叡智の砂浜は砂粒の個数を誇るだけでなくそこに在る特定の砂粒を探し出せる事を誇りにしようというのですね。 Like
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>After内藤 さん
そうですね。書籍数が少ない図書館でも、ページの中に書いてあることが関連しあい、検索することができれば、[検索できる事の数]が増えることにもなります。蔵書は物理的な数ですが、知識と知識をつなげる関連数は無数につくることができますから。 Like
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ウチの図書館で、女の子が本を探してほしいと言いました。ところがタイトルも作家も内容もサイズも何もわからない、表紙の色合いが黄色っぽかったということだけなんですよ。高校生の女の子が好きそうな本で黄色の本を探しましたが、いくらなんでもこれでは辿りつきません。お手上げでした。数日後、その子がやってきて見つけたと嬉しそうに言ってました。こういう場合はこの関連検索でも無理でしょうねえ。
↓ブックカクテル、とっても素敵ですね! Like
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>lanova さん
そうなんですよ。今の図書館OPACでは、そうした検索はできてません(いきおい、ライブラリアン個人の記憶に頼ってます)。ですが、反面いろいろなソフトを見ていると、「これが本だったら〜」って思うものもあります。具体的には iTunes。 本=アルバム/著者=アーティスト/目次=曲/本の表紙=ジャケット画像…と置き換えてソフトをみると、iTunesみたいなOPACがあったらなぁ〜…なんて思います。
児童書の検索には、こんなのもありますね。
http://kodomo3.kodomo.go.jp/web/ippan/cgi-bin/fKJN.pl
コツが必要ですが、[あらすじ検索]もおもしろいです。
ブックカクテル…いつかご一緒したいですね。 Like
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ブックカクテルって…大人向けばかり考えてましたが、アルコール抜きで、子供向けも[あり]ですよね。日本ではアルコール抜き見た目そっくりの「こどもビール」というのもあるくらいだから、アルコール抜きの「子どもカクテル」もいいかもしれない。子どもたちと、絵本や物語をテーマにした飲み物づくり…なんてのも、楽しいでしょうね。 Like