前の記事からの続きですが、ちょっとタイトルを変えてみました。
ポイントは、民話伝承伝説の類いではなく、5W1Hがはっきりしているものです。
いつ When
どこで Where
誰が Who
何を What
なぜ Why
どのように How
なので、当然ながら『実話』であること。子々孫々、未来永劫、語りつぎ継承する「地域の物語」
例えば、都道府県単位で「山梨物語遺産」とか「岩手物語遺産」とか。市町村単位で「山中湖物語遺産」とか「秩父物語遺産」とか。
できれば、道州制で現在の都道府県が無くなる前に、平成の大合併で消えてしまった町村の記憶が残っているうちに…。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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日本物語遺産。非常に興味をそそられますが、ちょっと気になることが。
「誰がWHO」で実名を出すとなると、田舎では個人が特定されてしまいます。偉業話であれば公職にあった立場の人か地元の有名人に限られてくるような・・・。教訓的な悲話でもご本人やご遺族の感情への配慮・・・笑い話やほのぼのしたズッコケ話でも、扱いにビミョーな面が出てきそうですが。
地域の物語というと、無名の民衆の物語も語り継ぎたいなあと。
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実名の取り扱いに関しては、確かに難しいところではありますよね。
ただ、「日本物語遺産」「(地名)物語遺産」のもうひとつの狙いは、「ロールモデルを見つけ出すためのストーリーテリングづくり」もイメージしているのです。子どもから大人になる時に、こういう人でありたい、あんな風に生きたい等のロールモデル(役割モデル)を見つけ持つことはとても大切だと思っています。それを今生きている人の中だけでなく、また一般的な歴史上の人物からでもなく、自分たちが住んでいる地域にだってこんな人が居たんだ、という郷土の誇りとして持てるようなロールモデルを掘り起こし、物語化し、語り、伝えていく。そんなことを「日本物語遺産」には含めていきたい…と、考えているのです。
でも確かに…地域で実名だと、かなり生々しいところもでてきますよね(むつかしいなぁ)。 Like
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「…でなければならない」という点でいえば、何よりもまず
・地域で語り継ぎたい物語を掘り起こし
・10分以内のストーリーテリングとしてまとめ
・一応の台本的なものはあっても、一字一句にこだわらず
・地域のできるだけたくさんの人が、それを語り始めてくれる
そんな、「郷土の財産」になるような物語。
それが、「日本物語遺産」
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