とある泊まりがけのワークショップでのこと….
人って、一度決めると(本当は決めてもいないのに)、同じことを繰り返してしまう…らしい。
例えば….
ワークショップが始まる前。
部屋に並べられたイス。誰がどこに座るか…などは決まっていない。
ぞろぞろと入ってくる参加者は、思い思いの場所に座る。
(ここまではいい)
1回目のワークショップが終わり、休憩時間。
みんな席を立って、休憩をとる
(問題はこの次)
部屋に戻ると、みんな…ほとんどみんな、前と同じ席に座ってしまうのだ。
前に他の人が座っていた席に座ろうものなら…「そこは私のイスだ」とでも言いたげな雰囲気。
人間って、一度そうすると、決めてもいないのに、繰り返す性質がある。
(決めてくてもいいのに、変えてもいいのに…あえて繰り返す)
これって、危険だと思う。
同様な事が他人に対する第一印象だったり、物事に対する見方が固定され多角的に見る事ができなくなる。
僕はそのワークショップで、毎回違う場所に座る。一番前だったり、後ろだったり、右だったり、左だったり。席を決めた訳ではないのだから、いろんな角度でものを見たい。
少なくとも、図書館の職員には、そうした多角的な視点からモノゴトを見る事が要求される。
そうでなければ、片寄った情報だけを提供してしまいからだ。一度座った席を変えられないようでは、図書館の職員としては…ちょっと問題だ…自戒をこめて。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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行きつけのファミレスには「座りつけの席」があります。まぁ第一候補、第二候補とあって固執はしませんが。
「いつもの席」って落ち着くんです。それはそれでアリですよね。勿論まるさんがここで仰ってる事も解りますが、それとは別の話として。 Like