もちろん、現場ではそれどころではない…ということは、重々承知のうえなのだが、水没したり泥をかぶってしまった写真アルバムを、そこに記録されている想い出たちをなんとか救出したいと、考えている。
常日頃から、地域の歴史や文化をデジタル化で後世に伝え残したい…と思っているだけに、今回の震災と大津波による悲劇は、地域の想い出すらも奪おうとしている。
ただ…何ができるのか、どうすればいいのか、僕たちには被災した写真アルバムに対するノウハウもアイデアもない。ただただ「とりあえずそれを捨てないで」と伝えることしか出来ない。持ち主の手にもどったものもあるだろうが、持ち主不在のまま廃棄される写真アルバムも決して少なくはない。
【報道】
・(3⽉月14~16⽇日) 街をのみ込み思い出だけが残 された(msn 産経ニュース 3/17)
・思い出の品、財産、そして家族…「みんな流された」 岩⼿手県⼭山⽥田町(msn 産経ニュース 3/20)
・「思い出」掘り返す人々…山田(YOMIURI ONLINE: 岩手 3/21)
・東日本大震災 アルバム、写真…思い出探しに学生ら奮闘(Yahoo!ニュース|毎日新聞 3/21)
・思い出が戻ってきた―津波で散乱したアルバム、持 ち主に(asahi.com 3/22)
・がれき いつものあの日が埋まってる 心の支え捜 す人々(asahi.com 3/24)
【参考情報源】
・写真プリントや記録メディアが水などをかぶったときの対処法について(富士フィルム)
なによりもまずは人命であることは重々承知の上ですが、いつか必ず地域は復興しますが、想い出の写真たちは「廃棄」されてしまえば二度と取り戻すことはできません。
だからといって、まだ 今すぐに何かできるというわけではありませんが、せめて「捨てないでおいてください」と伝えることしか出来ない。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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