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未来の図書館

ちょっと思うことがあって、

 「未来の図書館」 原田勝著 松籟社1987年発行

を読んだ。
20年前には、まだインターネットはない。せいぜいパソコン通信がある程度。パソコンも16ビットがやっと出てきたかな…という程度です。(当時使っていたパソコンはPC-9801U2で、その年に、HyperCardが使いたくて、Macintosh plus を買ってしまいました。パソコン通信はNiftyServeを使っていたかな。モデムの通信速度は…覚えてない。)
ただ、「あ、そうかな」って、感じたのは 『学術論文』を対象にしずぎているなぁ…っと。早い者勝ちの学術論文の世界。他の研究者の学術論文の状況をできるだけ早く知り、自分の論文をとにかく早く“公知”のものにする。もちろん裏付けとなるデータの入手方法としての未来の図書館像もある。
残念ながら、この本に書かれていることは、インターネットの登場によって、ほとんどが解決したように思う…のだが、今問題になるのはむしろ知的所有権だったりする。
インターネット上にある情報であっても、公共図書館で、プリントアウトしたり、別媒体に保存したりするなどの、利用するための環境は、まだ未整備だ。「プリントアウトはできません。」「別媒体に保存できません。」「ディスプレイで見るだけです。その画面を見ながらノートに書き写すことはよいですよ。」…こんなことをやっていたら、1987年当時の人に、2007年になった「未来の図書館」を、自信を持って語ることなんかできません。

例えば…今から、20年後の2027年の人たちに、

 2004年、民間団体が公共図書館の運営をするという可能性が開けた年だったね。
 2007年、公共図書館の新しい姿が見えてきた年だったね。
…2000..何年だっけ、あのNPOが公共図書館を創ったのって….
 そういえば、あの頃は「図書館」って呼んでたよねぇ〜

なんて言われるような図書館(?)活動をしていきたいですね。少なくとも、あの年から公共図書館の崩壊が始まった…なんて言われないように…

※といっても、すべては3月の定例議会の承認が得られたら…の、話ですけど※

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