こんにちは、まる3です。
神田松之丞からはじまって六代目神田伯山、さらには「ひらばのひと」などじわじわ〜っと私の人生の中に「講談」が侵食しておりますが、その神田伯山さんの師匠である神田松鯉先生による著書『人生を豊かにしたい人のための講談』が出版されたので、読んでみました。
『人生を豊かにしたい人のための講談』神田松鯉
講談には夢がある!
【神田伯山ティービィー】
【東洋経済オンライン】
【週刊ダイヤモンド】など、メディアにも多数取り上げられています。昨今ブームが再燃している講談の世界について、講談師で人間国宝の神田松鯉先生に解説していただきます。
講談と落語の違い、講談自体の魅力、講談師の世界、歴史、演目、講談をもとにした川柳など、
知っているようで知らない講談の世界を解説していただくことで、
はじめて講談を聞く人、講談をもっと楽しみたい人に役立つ一冊になっています。
目次
- 第一章 講談と落語はどこが違うのか
- 外見「高座姿」の違い
- 「読む」芸と「話す」芸
- ポンポンと張扇を打つ芸が講談
- 先生と師匠
- 説明部分と会話部分
- 空板と見習い
- 第二章 講談の魅力
- 講釈と講談
- 講談の美学は男の美学に通じる
- 修羅場調子
- 好男子には腹式呼吸が必要
- 講談に夢がある
- 第三章 講談はどこで聞けるのか
- 都内の四大寄席
- 新宿末廣亭
- 浅草演芸ホール
- 池袋演芸場
- 鈴本演芸場
- その他の寄席
- 国立演芸場
- 永谷商事の演芸場
- テレビやラジオ、ネット配信
- 日本で唯一の演芸専門誌『東京かわら版』
- 懐かしき本牧亭
- 第四章 講談の有名な話は
- 講談の種類-軍記・御記録物・世話物
- 世話物の分類
- その他のジャンル
- ジャンルの歴史
- 赤穂義士伝
- 連続物と端物
- 惚れ込んでいる読み物
- 第五章 講談師の修業とは
- 修業のプロセス
- 真打の弟子になるには
- 学びの多い前座時代
- 各派の武芸物
- 釈台・張扇・扇子-講談三種の神器
- 日本講談協会
- 講談協会
- 大阪の講談師
- 真打披露
- 修業時代の思い出
- 第六章 講談の歴史
- 講談前史
- 講談形成期
- 講談発展期
- 元禄時代に寄席芸になった講談
- 享保時代に活躍した講談師
- 宝暦・明暦時代に活躍した講談師
- 全盛期を迎える講談
- 近代成熟期から衰退期へ
- 昭和初期〜戦後直後
- 私が入門したころ〜そして今
- 第七章 講談古川柳
- 見てきなような嘘
- 講釈場の川柳
- この続きはまた明日
- 張扇や扇子を題材にした川柳
- 武士の精神を残した川柳
- おわりに
- 神田松鯉 – 協会員プロフィール|落語芸術協会
神田松鯉 - 協会員プロフィール|落語芸術協会
落語芸術協会所属芸人のプロフィール詳細。
【伯山トーク】神田松鯉×神田伯山×長井好弘「講談の過去・現在・未来」
伯山の師匠にして人間国宝・神田松鯉先生の著書『人生を豊かにしたい人のための講談』の出版を記念し、お江戸上野広小路亭にて出版記念講談会が開催されました。その際、ゲストに演芸評論家の長井好弘さんも迎えて行われたトークの模様をお届けします。
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平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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