NPOには、その設立主旨に賛同し、集ってくる仲間たちがいます。
そんな集りの中でも、「これだ!」という目標(活動の種)を撒かないと、せっかく集って来た人たちやその人たちが持っている技能や知識などを活かすことは難しいなぁ…と、感じています。それぞれの人が持っている能力を、きちんと発揮させる場を作れているのだろうか…と、NPO法人の副理事長として、山中湖情報創造館の館長として、いつも考えていたりします。
そんな中でも、できるだけ関われるチャンスを作ることも、とても大事なことじゃないか…って、考えているんです。そこのところをあえて助けて欲しいとお願いすること。それによって、NPOという集りの中で、「私にもお手伝いができる機会がある」という状況を作ろう…と。ヘルプ・チャンスづくりは、そういう意味でもとても大切な事だと思っているのです。
以前、僕と同じ様に50ccのカブに乗って、片道40分かけて通っているスタッフがいるのですが、転倒してカブが壊れてしまったときにも、NPOのメンバーにヘルプ・チャンスとしてお願いしました。もちろん自分たちで調達してしまえばそれまでなのですが、あえてNPOの皆さんにサポートを願い出た訳です。
今回もまた、山中湖情報創造館のライブラリー・ショップのために、ご不要になった「レジ」があれば譲って欲しいというヘルプ・チャンスをお願いしています(ご寄付あるいはできるだけ安価で…)。もちろん自分たちで購入してしまえばそれまでなのですが、NPOとして一緒に活動しているんだ…という感覚を持つ機会を、僕は大切にしていきたいと思っているのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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