日本の家族経営の中小企業では、株式会社であっても配当よりも従業員の雇用を大切にする。広告などをみると「社会に貢献」とか「地域に還元」などと掲げているところも少なくない。そういう企業はまるで、「NPOのような企業」といえるだろう。
一方、NPOの中にはまるで会社経営のように手腕をふるっているところもある。利益追求よりも地域社会への貢献や社会的課題の解決に向けているののだが、反面職員の雇用に対しては、ちょっとクールなところがある。
以前、努めていた会社の経営者に聞いたことであるが、業績が悪ければ役員の報酬を従業員の給与に当てる…なんていうことも伺った。しかも会社であれば雇用する人だけでなく、その家族もふくめて雇用するという感覚すら持っている。この会社は明治41年に創業し、現在は五代目社長が辣腕をふるっている。
今日の社会では、それが崩壊したのだろう。
家族同伴の社員旅行などは、見る影も無く、おかげで有名観光地ほど悲惨な目にあっているらしい。
さて、肝心のNPOだが、NPOはボランティア団体ではないとの認識はあるのだが、実際には企業のようなNPOであることを拒む風潮も少なくない。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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