この距離感、バランス感覚の持ち方が、指定管理者制度を成功させる大きな要素だと思うのです。
設置自治体側: 縛らず、放さず
指定管理者側: 使われず、勝手せず
指定管理者制度において、設置自治体と指定管理者とが取り交わすものは、「協定書」です。発注者と受注者の関係であれば、業務委託となり「請負契約」である。この違いは大きいのだが、全国的に見ても、半数以上の指定管理者制度導入が、業務委託と請負契約と同じもの…としているのが、ちょっと残念。
で、その「協定書」。お互いが対等の関係で公の施設において、公共サービスを提供するのが、指定管理者制度。設置自治体側は、指定管理者を縛りつけないことが大切だが、かといって手放す(丸投げ)せず、指定管理者側は、自主性をもち、下請け的に指示待ちにならず、かといって、勝手にできるというおごりの気持ちを持たず…
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント