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図書館の活動と経営 図書館の最前線5

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 図書館の活動と経営
 図書館の最前線5

 大串夏身●編著
 四六判 292ページ 上製
 定価2,000円+税 2008年09月 発行
 ISBN978-4-7872-0040-2

【目次】
はじめに 大串夏身

第1章 自治体経営と図書館 野川 聡
1 図書館との出合い――図書館人としての第一歩 
2 連携による図書館の活性化 
3 経験してから見る図書館 
4 図書館に「付加価値」を 
5 「知の地域づくり」と図書館 

第2章 まちづくりと図書館経営 渡部幹雄/相良 裕/犬塚まゆみ

図書館とまちづくり――愛知川図書館の事例を中心に 渡部幹雄
 1 まちづくりの支援を可能にするための条件 
 2 まちづくりを支援する図書館への序章――まちづくり図書館に向けた準備の実際  
 3 役場との関係 
 4 自治会との関係 
 5 商工会と図書館 
 6 住民参加と図書館 
 7 出版活動と図書館 
 8 地域資料収集と図書館 
 9 まちづくりと図書館経営 

地域の図書館 はじめの一歩――諫早市立たらみ図書館の事業実践報告 相良 裕
 1 基本構想への図書室友の会の参画 
 2 たらみ図書館運営の柱(当初) 
 3 小地域の図書館のはじめの一歩 
 4 これまでの事業から 

まちづくりと図書館経営「市民力」――伊万里市民図書館 犬塚まゆみ
 1 種まき 
 2 協働とは 
 3 学びながら考える 
 4 誰のための図書館――私たちの図書館の誕生 
 5 図書館を支える人びと 
 6 「図書館フレンズいまり」のこと 
 7 図書館員としての研修と自己学習 
 8 職員の待遇改善 
 9 まちづくりと図書館経営 
 10 伊万里学コーナー 
 11 さらなる「協働」のために 
 12 花開きつつある市民力 

第3章 PFIと図書館経営 氏家和正/日高昇治

PFIと図書館経営 氏家和正
 1 PFIによる図書館として開館 
 2 桑名と桑名市立図書館のことなど 
 3 サービスを開始するにあたって 
 4 ふつうの図書館とは異なる点――PFI桑名の場合 
 5 日常の図書館業務 
 6 運営にかかわる「人」 

緑の丘に浮かぶ白い図書館 日高昇治
 1 事業概要 
 2 施設の概要 
 3 運営業務の概要 
 4 図書館PFIの意義 
 5 NTTデータのPFI事業への取り組み 

第4章 指定管理者と図書館経営 大下直弘/田中榮博/小林是綱/丸山高弘/吉井 潤

文化による町づくりを目指して――高山市図書館指定管理業務の理念と実践 大下直弘
 1 高山市の概略 
 2 高山市図書館のおもな沿革 
 3 新図書館について 
 4 新館オープン後の委託業務 
 5 指定管理者制度への移行と運営方針の策定 
 6 指定管理業務の大要 
 7 読書推進事業の実践とその意義 
 8 指定管理者制度(民営化)の意義 

公共図書館の新たな挑戦――千代田図書館の使命 田中榮博
 1 千代田図書館が生まれ変わるまで 
 2 新千代田図書館の出発 
 3 指定管理者制度による図書館運用 
 4 千代田図書館のコンセプト(ミッション) 
 5 新しい取り組み――高度専門性の確保 

山中湖情報創造館――NPOが初めて指定管理者として協定した公共図書館 小林是綱/丸山高弘/吉井 潤
 1 山中湖情報創造館ができるまで 
 2 図書館運営に民間人の力を 
 3 情報創造館の運営 
 4 勤務体制と職制 
 5 現在の状況と実績 
 6 成功のための設問と解法――多元連立方程式の解と解法を求めて 
 7 その次の図書館像へ 
 8 現場の職員からみる指定管理者制度
 

第5章 NPO法人MCLボランティアと宮崎市立図書館 特定非営利活動法人MCLボランティア
 1 宮崎市立図書館の概要
 2 MCLボランティアによる図書館運営
 3 MCLボランティアによる図書館の研修とボランティアの養成 
 4 ボランティア活動の推進 

第6章 公共図書館経営の諸問題 柳 与志夫
 1 公共図書館の経営をめぐる問題 
 2 問題の深層 
 3 変わる図書館と変わらない図書館――図書館の公共性 
 4 解決の方向 

▼著者プロフィール
大串 夏身(オオグシ ナツミ)●編著…1948年、東京都生まれ。昭和女子大学大学院生活機構研究科教授兼図書館長。日本図書館情報学会、日本学校図書館学会、日本図書館協会、比較都市史研究会などの各会員。著書に『図書館の可能性』『チャート式情報アクセスガイド』『文科系学生の情報術』『これからの図書館』『DVD映画で楽しむ世界史』(いずれも青弓社)、『情報を探す技術 捨てる技術』(ダイヤモンド社)、編著に『読書と図書館』(青弓社)などがある。

http://www.seikyusha.co.jp/books/ISBN978-4-7872-0040-2.htmlより

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コメント

  1. 鈴木輝一 より:

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    お久しぶりです。本日(9月6日)ジュンク堂で「図書館活動と経営」立ち読みしました。日本初のNPO図書館「高知こども図書館」ビジネスに特化した「六本木アークヒルズ」等がないのが残念です。「地価社会」(土地価格の含み資産を尊重する旧来の社会)から「知価社会」(独創・発明を尊重する現代社会)へ10年間かけて構造転換している我が国ですが、「産業基盤としての図書館」はあまりにも脆弱です。創造都市の本を読んでも「司書」が創造都市に必要な職種として出てくると違和感を覚える。理論と現実にズレあり。本を買いまくっている私でも読みたい魅力的な本が図書館にあります。産業基盤として本を元に創業社長が組織的に誕生する図書館が今こそ求められている。そのためには、日経を裏読みできるマトモな司書、政治家やブンヤ等コネと人脈があり情報が集まる司書、人と人を結びつけれる活動家ができる司書、寄付金を集めることができる司書が不可欠です。現状は、ないものねだりと思います。が、専門性に逃げ殻に閉じこもる自閉司書(スーパー司書)に安住するより、闘うべし! Like

  2. SECRET: 0
    PASS:
    いつも、ご支援ありがとうございます。
    本書の中で、かろうじて…伊万里の犬塚さんの文章の中に「パトロン」という言葉が出てくるのですが、日本中の図書館の職員が、『図書館利用者をパトロンという』認識があるか…たぶんそのあたりからもう、日本の図書館はボタンを掛け違えているんだと思います。
    本当に能力を発揮する司書さんは、いつのまにか首長部局に異動となって有能なセクレタリーにしてしまうのですから、市民のための活動的な司書となるには、爪を出したり隠したりするセンスも必要かもしれません。
    すでに「終わりの始まり」が始まってしまったかのような社会状況ですが、図書館や図書館職員がいかに生き残るかではなく、地域(とそこに住まう市民のみなさん)が生き残るために図書館に何ができるか…のような、サバイバル時代の図書館像が…求められているように思います。
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