今日とってもよいことがありました。
僕が取り組むべき道筋が見えた様に思いました。
目の前の霧や雲が晴れて、登るべき山の姿が見えた思いです。今立っているところから、その山に続く道や、その先の頂上の姿などです。
最近始めた、パーソナルアーカイブス (Personal Archives)ですが、ふと思ったんです。この写真たちは、僕が死んだ後どうなるんだろうか…って。例えば、今撮影している娘さんたちの写真は、成人式のときか、結婚式のときには、渡してあげようと思っているのですが、その時いっしょに父親である僕の写真も預けてしまおうか…と。娘さんたちが成人式を迎える頃には、iPodの容量も1TB(テラバイト)くらいにはなっているだろうし、家庭のホームサーバみたいなものも出てくるかもしれない。
さらに考えると、その娘さんらの子ども(僕から見れば孫)が成人するか結婚するときに、娘(その子の母親)は、僕(祖父)と娘(母親)と子ども(僕から見れば孫)の小さい頃の写真を併せて、預けるかもしれない。では、その子(曾孫)、さらにその子(玄孫)・・・などを考えると、
[家系代々継承するデジタルアーカイブ]
なるものが登場するのではないかと思いました。
これは,僕から先の未来の話だが、では僕から過去へ向かう道も考えられる。僕自身の子どもの頃の写真やフィルム。父母のもの、父方の祖父母、母方の祖父母…さらに可能な限りさかのぼることも…
そう言う事を考えると、少なくとも現在から将来においてはデジタルカメラによって写真が撮影される。それらを子々孫々家族のアーカイブス、家系のアーカイブスへと発展していく。もちろん写真の中には、私だけの/家族だけ/友達まで/地域や所属団体まで/一般公開などの公開範囲を設定することもできるだろう。特に一般公開されるような写真は、さらに他の人の一般公開写真との関連などもつけられるかもしれない。
Personal Digital Archives (パーソナル・デジタル・アーカイブス)
Family Digital Archives (ファミリー・デジタル・アーカイブス/家系デジタル・アーカイブス)
このことに注目し、普及啓発し、実践や支援を行うことが、とっても重要な事ではないかと考えています。
デジタル・アーカイブスというと、美術品や骨董品、文化財などがその対象のように思いますが、もっと身近な家族の肖像のような記録も大切であると思うのです。デジカメやケータイ電話の中に、100枚も200枚も写真を保存している方も少なくないと聞きます。できれば、ここいらで『家族のデジタルアーカイブス』を意識してはいかがでしょうか。
個人のデジタルアーカイブスから家族のデジタルアーカイブス、さらに一族のデジタルアーカイブス。これはとても大きな鉱脈を発見した思いなのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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