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「未来の世界」…を、描けない時代

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今日、娘たちと一緒に、近所のイングリッシュ・ガーデンに出かけた。

自動車がないので、3人でお散歩がてら、てくてくと歩いている時のこと。

 娘 「未来って、どうなってるの」
 父(一応)「さぁ〜、どうなっているかなぁ」…と、しばらく考えて…
  「今よりも、自然が多いかも..よ」って、特に根拠もなく答えた。
 娘「ふ〜ん」

学校の宿題かとおもったら、そう言う訳でもなさそうだ。
で、ふと思った。僕が小学生くらいのことは、未来の世界を描いたこんな絵がたくさんあったように思う。
komatsuzaki.net 〜ミュージアム・空想科学〜 小松崎茂オフィシャルサイト

いくつかは実現し、いくつかはまだであるが、「未来の世界」を描くことは、ごくごく当たり前で、当時の田舎の小学生にだって、未来を描く空想力があったように思う。ウルトラマンの乗り物や通信機などもそんなビジョンを持つ事ができるアイテムだった。そして、そんな子ども体験を持つ今の大人たちが、様々なICT技術などでビジョンを実現している。
ところが、2006年の今日、もはや「未来の世界」を、夢をもって空想することすら…出来なくなっている。娘が…ということではない、世の中全体が「未来の世界」への空想力を無くしてしまったのだ。

とてつもない、危機的状況のように思えてきた….。

みなさんの描く「未来の世界」って、どんなイメージがありますか?

コメント

  1. 内藤 より:

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     これまでの延長線上には破滅しか見えないので、どちらへ向きを変えたらいいのか、そのためにはどうしたらいいのかを考えてしまいます。既に「どうなるか」ではなく絶望的な現状から脱却するためにはどうするか、にしか気持ちがいきません。 Like

  2. フォトボル より:

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    まちづくりに参加しています。多くの住民アンケートを見ると、安心して暮らせるまちに住みたいが大多数です。未来がないと安心したまちづくりができないことをお知らせし、何かに熱中できるまちづくりを提言していきたいです。子供と散歩うらやまし。 Like

  3. SECRET: 0
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    5年後、10年後…今、小学生の子どもたちが僕らの年代(40代前後)になったとき、世界はどうなっているのか…何て考えると…つい『絶望』のような文字が浮かんできてしまいます。
    そんな時代だからこそ…
    未来へのビジョン(空想絵画でもいいから)を、描いてみせることが、必要なんじゃないかな…って、思ってしまいました。
    インターネットなどのICTや、自然エネルギーは、そのビジョンに描かれるものだと思いますね。 Like

  4. maru3 より:

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    LoHASナミライ。
    ・インターネットの充実
    ・情報端末のコンパクト化、透明化(だんだん、みえなくなる…)
    ・自然エネルギーや燃料電池の活用
    ・移動手段の多様化とジャスト化
     (その時、必要なサイズの移動手段)
    などなど、僕たちが子どものころに描いていた未来とはちょっと違うけど、持続可能な社会…でありたいと思います。
    子どもたちに、残せる未来は、大人がつくっているのです…から。 Like

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