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課題解決に向けた合意形成の作り方

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昨夜はデジ研の例会でした。

今、デジ研が取り組んでいる事業等の報告(プレゼン)や、内田宏氏の写真(現物)をみんなで見たり、今後の課題についてのディスカッションを行いました。従来の進め方とちょっと変えてみたこともあり、時間はいつもよりもスムースに進んだんじゃないかな…と、思いました。

そんな中で、一番の課題は、「地域コンテンツワークショップ」の今後の行方についでしょうか。話し合いでの詳しい内容は書きませんが、目指しているところは、たぶん同じだと思うのですが、それまでのアプローチといいましょうか、手法といいましょうか…それぞれの相違を感じます…ね。

 「課題解決に向けた、合意形成の作り方」

というトレーニングを、僕も含めて日本人は学んできていないんだなと、感じます。国の政治から地方政治、地域自治、学級会や家族会議のすべての範囲において、たぶん僕らは、きちんとした合意形成の作り方を学んでいないと思うのです。基本的に同質であり同じ文化的背景があることが前提なので、いわゆる「あ・うん」の呼吸で合意がつくられていて、これまではそれはなんとかなってきたのだと思います。

ただ、これからは、参加する方々の違いを前提とした「合意形成」の作り方が必要となるように思う。

僕のイメージでは、それはファスナーみたいなもの。
まず、最初の噛み合わせを作ること。それは本当に基本的で、あらためてそんなレベルでの合意を確認しなければいけないのか…と思えるほどレベルの低いことかもしれませんが、この最初の噛み合わせを間違えると、ファスナーが機能しないように、ぼたんの掛け違いが最後の最後になって見つかるように…それまでの過程がすべて台無しになってしまうこともあります。

まずあ、最初のボタン、ファスナーの最初の噛み合わせを、どう作るか。そこだけでも合意ができれば、後はそれを積み上げていくこと。時間がかかっても、合意形成は可能だと…僕は信じているのです。

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