スポンサーリンク

読書の読み易さレベル

スポンサーリンク

これも出版社に望みたいところなのですが、漢字のように「○年生で習う漢字」のような評価基準そのものが存在しないことには、各図書に対して「読み易さ度」を記述することはできません。

というわけで….

国文学研究者の方や国語教育研究者の方へ
ぜひ、図書の

 「読み易さ度」を測定する基準

を作っていただけませんか?
日本では「識字率が高い」ことを理由に、「みんなが文字を読める」としていますが、「文字を音読する」ことと、「読解力」とは別ものだと思うのです。読解力にランクをつけてもいいだろうし(読解力10段階とか)、それと照らし合わせて、当該図書は読解力◯レベルを要求する…なんていうような記述。

…漢字検定よりも、よっぽど必要だと思うんだけどなぁ…

コメント

  1. power_of_math より:

    SECRET: 0
    PASS:
    総論賛成、各論反対になって申し訳ありませんが…。
    大筋では賛成です。米語では、使う単語数を制限してレベルを明確にした書籍が多々ありますし…。
    日本でも、出版社によっては対象学齢を明記しているところがありますね。
    また、ご趣旨とははずれますが、やはりR-15やR-18にしたいものもありますし…。
    ただ、日本の場合、そもそも、「読解力」というものに学問的(客観的)に取り組んできたかについて疑問を抱いています。
     それは、PISAの調査結果が公表された際、「これは日本で言う読解力ではない」という主張が国語教育の人々から出たことからも伺えます。(本当に日本独自の読解力が客観的に説得力のあるものなら、PISAの調査設計段階でそのことを主張すべきだったと言う意味も込めて) Like

  2. SECRET: 0
    PASS:
    日本語特有の行間を読んだり、相手の気持ちをくみ取ることや、言わなくても理解してもらえる…的なものを読解力とするならば、それはもはや通用しない状況にあるように思います。
    日本語特有のあいまいな言い回しは、場合によっては当人を危機的状況に陥らせてしまいます。断るつもりの「もういいです」が了解の意味にとらえられて商品を売りつけられたり、ネット上の掲示板などでおこる“炎上”も、そんな日本語の使い方/受け取り方で簡単に起こります。また、今年から始まる裁判員制度などでは、その言葉のやりとりによって罪状が決定したりします。
    僕自身も、mixiやブログなどで炎上した経験があるだけに、書き込みに対して、説明すべきものはくどいようでも文字にして伝えることを心がけています。これがたぶん、説明力として読解力の裏表にあるものだとも考えているのです。
    それだけによけい、読書が単に感受性や心を豊かにする…ということ以上に、読み解き力と説明力のトレーニングとするためにも、自分自身の読書レベルを把握し、書籍側にも読み解くための読書レベルの表記が必要ではないか…と、考えているのです。
    Like

タイトルとURLをコピーしました