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地域コンテンツ循環サイクル

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解説は後ほど。
この循環サイクルを持続的に回転させる仕組みをつくりたい…の、です。

日々、この図が進化(?)している。
概略を説明すれば、下から
・地域資源(Resorce):地域にある人や歴史や文化,自然環境、産業、行事などなど
・口実文脈(Pretext, Context):地域資源から話題を聞き出す(掘り起こす)ための理由付けや文脈。ここには、今後開発しなければならないアクティビティやプログラムが埋まっている。
・コンテンツ(Contents):掘り起しで顕在化したコンテンツ(話題単位/コンテンツモジュール)
・共有環境(Sharing):顕在化したコンテンツをより多くの人と共有(分かち合う)ための環境・媒体・システム
という4つのフェーズとして考えています。
ただ、これは何も目新しいものではなく、既存のテレビ番組や新聞や雑誌、観光やツーリズムプログラムなどが行っていることを概念でまとめてみただけのものです。

 では、何がこれから必要なのか…と、いえば、ひとつのテレビ番組がこの4つの花弁をもった花だとすれば、テレビ番組毎に、新聞や雑誌タイトル毎にこの花が咲いているわけで、それぞれの花のオーディエンスとは共有環境/媒体として成立しているものの、放送番組を見逃した/聞き逃した人や、新聞や雑誌を購入しなかった人ととの間では、共有環境がつくれていない。そこをデジタルな情報通信技術(ICT)を使って、出来る限り誰もが共有できるシステムを作ってみたいと思っているのです。

 今では信じられないかもしれませんが、かつてパソコン通信はサービス会社間でしかメールの送受信ができませんでした。Nifty Serveの会員間、PC-VANの会員間のみあるいは系列間のみでした。それがインターネットの登場と、阪神淡路大震災を契機に、インターVネットというカタチで、当時の各パソコン通信会社がインターネット経由で相互に電子メールのやりとりができるようになりました。いまでこそどこのプロバイダーと契約していても、他のプロバイダーの会員間とメールのやりとりがあたりまえにできますが、当時は今で言うプロバイダー内の人としかメールのやり取りが出来ないという時代が本当にあったのです。
 これが、マスメディアの放送、新聞、出版社では同じことが言えるのです。今はあたりまえのことが、未来から見るとあまりにも不便なことに映ることがありますが、地域コンテンツ共有は、そんな未来からの視点なのかもしれません。

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