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「本」をめぐる再編2

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詳細については書くことはできないのですが、『「本」をめぐる再編』の影響が少なからず僕たちの身近に出てくるような気がしています。

図書館が
 「印刷製本された書籍」に加え「電子化された書籍」に本気で向かおうとしている

図書館が
 「一般流通書籍」に加え「地域資料/地域情報/地域コンテンツ」を取り込もうとしている
 (特に映像資料に力が入っている感じがする)

図書館が
 「タダで本を貸すところ」に加え「多様な情報要求に応えることころ」に変わろうとしている
 (その知識や情報を入手することができるのであれば、多様な選択肢を提示することこそ必要なのではないだろうか。待ってでも無料で借りる/中古でも購入する/新刊で購入する/ご近所の誰それが共用にしている…等々)

などなど…

そんな中で、僕たちNPO法人地域資料デジタル化研究会としても、確固たる活動基盤を作らなければならないし、何にも増して…「私たちのデジタルアーカイブの活動が誰かの役に立っているのか」を示していかなければならないように感じている。ホームページにアップしているだけでは、限られた人にしか伝わらないんじゃないか。パソコンでしか見れないんじゃさらに限られた人にしか使われないんじゃないか…そんな危惧がある。

私たちは、過去すでに先人達が記録してきた地域の記憶をデジタル化しているが、本来それは“目的”ではなく“手段”なのだと強く感じる。目的は多くの方の目にとまり、多くの方の心の中に蘇る想いを感じてもらい、私たちの活動が個人的にも社会的に必要不可欠な活動であることを、もっともっと伝えたい。

「本」をめぐる再編…は、実はいたるところに影響を与え、いたるところに…「考える機会」を提供しているように思う。

 あなたは「本」をめぐる再編から、何を思いますか?

デジ研
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